インナーマッスルは特別の器具でないと鍛えられないは?!

おはようございます。パーソナルトレーナー宮原崇です。

先日、お孫さんが生誕したというクライアント様にお会いして安堵した様子でしたので、私もホッと致しました。新しい生命の誕生には家族はもちろん周りの方も「福」をもたらしてくれますので、この日は和やかなムードでセッションを開始いたしました。

さて、この時にこんな質問をいただきました。それは『お友達が治療院に行ったら「インナーマッスルはジムでは鍛えられないから、身体にパットを貼り30分くらい寝た状態で電気による刺激を受けている」がこれは効果があるのか?』というものでした。

テレビのCMでも話題になったり、ショッピングモールでも専門店ができたりとご存知の方も多いと思います。筋肉に電気で刺激を与えて鍛える方法のことをEMS(Electrical Muscle Stimulation)トレーニングと言います。様々な研究者によって開発されていて、私の領域ではないのでご興味ある方はこちらをご覧ください。

https://www.mtgec.jp/wellness/sixpad/moritani/

「ジムではインナーマッスルが鍛えられない」という意見について考えていきたいと思います。一般的にはインナーマッスル、アウターマッスルという表現が浸透していますが、「ローカルマッスル」と「グローバルマッスル」という表現の方がトレーナーとしてはしっくりきます。そう表現すると、面倒なうんちくだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、ここでは分かりやすく「インナーマッスル」と「アウターマッスル」と表現したいと思います。

日常生活で姿勢を真っ直ぐ維持したり、歩いている時にきちんと姿勢を維持するためには、背骨の周りにはは細かい筋肉がたくさん付着しており、身体がフニャっとならないように重力に負けないために無意識にはたらいているのがインナーマッスルとなります。

背骨の周りには特に細かい筋肉が多く、その他分かりやすいのが、お腹を意図的に凹ませる時は「腹横筋(ふくおうきん)」という筋肉が働きます。これもインナーマッスルという類になります。今回のテーマであります「インナーマッスル」は寝返りをうつ、座る、立つ、歩く時に常に無意識に働いていると言えるので「ジムでインナーマッスルが鍛えられない」という理由で寝た状態で電気刺激を行い、筋肉を鍛えるという発想は日常生活を難なく過ごせている人にお勧めするのは個人的に少し疑問視をしてしまいます。

ちなみに、本題であります「インナーマッスルをジムで鍛える」場合は「低負荷」ということが基本になりますが、実はご自身の身体で行う筋トレ(フリーウェイト)のほとんどの種目はインナーマッスルの関与が関わってきます。

ただし、関節の動きに制限がある、理想の身体の動作ができないという場合は中〜高負荷のトレーニングをすると「力」任せにトレーニングをしてしまい、しなやかな動きを作り出す、背骨の分節運動で活躍するインナーマッスルが苦手となってしまうので、その場合は低負荷でトレーニングをすることがお勧めです。

一例として、動画のような運動です。

力発揮が強い方にとってはこの類の運動はとても大変になると思いますが、怪我予防やパフォーマンス向上の為にもお勧めです。


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2019.05.24