解剖実習で学んだこと②

こんにちは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今日は朝から新たな学びの為に準備に取り掛かり、充実した朝を過ごすことが出来ました。

さて、昨日の続きになります。

再度確認になりますが、解剖実習に参加した理由は①解剖学のスペシャリストになりたい②実体験をしてみたかった③身体構造をもっと詳しく知りたかった④自分の実力を知ることにより必要な学びを知りたかった。などが行く前の心構えでした。

しかし、参加してみた結果は予想以上に得るものが沢山有り、人生観を変える体験をすることが出来ました。

初日は解剖実習をするラボ(研究室)にホテルから大型バスで向かったのですが、到着して驚きました。

「え?ここなの?」というのが最初の感想です。

下の写真がラボの正面入り口なのですが、隣は石屋さんでその隣は会社みたいだし、目の前は芝生があり、最初に想像していた隔離されている所とは全く違っていました。

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左側がラボの入り口です。

そして右側がパワーストーン的なお店。

後々感じたのですが、この環境がとてもONとOFFのスイッチが入りやすく良い感じでした。

ここは解剖学者のガルシア・トッド先生のラボで有り、我々日本人が訪れる前にもブラジル人の団体が来ていて解剖実習を終えてたばかりで、20日間近くのこの解剖実習行うラボにいると仰っていましたが、実習中は疲れた様子も見せず、常に真剣に私たちと向かい合ってくれました。

これが解剖学者のガルシア・トッド先生です。実習最終日の打ち上げパーティー。

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初日の実習が行われる前に、ラボの中で参加者50名余りがトッド先生に自己紹介を行っていくのですが、そのシーンが今でも鮮明に映画もワンシーンのかのように覚えています。

トレーナー、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸師、整体師、歯科医、ヨガインストラクター、ピラティスインストラクター、ボディーワーカー、ボイストレーナーなど様々な職種の皆さんが参加された実習となりました。

自己紹介の後に提供された8体のご献体を見て回り、自分がインスピレーションを感じた方のところに立つという手法で班が振り分けられました。

一つのご献体に対して、6〜8人くらいのグループで協力しあって解剖実習を行って行きます。

私が担当した方は女性で両側の股関節、膝関節共に人工関節、頸部には大きな2つの腫瘍があるという珍しいケースでした。その女性を選んだ理由として、普段膝痛、股関節痛にお悩みの方を沢山パーソナルトレーニングをさせていただき、その方達の問題解決の糸口になるのではないかという想いからでした。

通常の解剖実習というのはホルマリン漬けをされているケースがほとんどですが、今回参加したコースは世界でも珍しい冷凍保存された献体の為に、より生身の人体に近い動きをするというのが最大の特徴でした。

解剖する前に関節の可動性などを確認したり、手術痕などを確認するのですが、私が足首の硬さを確認した時、押し返された感覚があり、思わず声をあげてしまい周りの皆さんを驚かせてしまったくらい動きが生きている人体と近かったです。

皮膚の状態から、鉗子で皮膚を引っぱり、メスを入れて行く作業からいざ開始。

かなり慎重にいったつもりが皮下脂肪を通り抜けて筋外膜も通り抜けて、筋線維まで行ってしまい緊張していたのと初めての経験ということも有り力が入り過ぎたのでしょう。

ちなみに、筋膜は幾つかの層に分かれています。

詳しくはこちらのスライドをご参照ください。

※2016年4月に横浜伊勢佐木町商店街の皆さんに向けて健康教室を担当した際の資料です。

スライド12

そんななか始まった解剖実習初日でした。

続く…

 

本日は以上となります。

貴重なお時間を使い、最後までお読みいただき誠にありがとう御座います。

 

 

 

2016.05.06