「準備運動」ものすごく大切です

こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

午前中はシニアの方のご自宅へお伺いして、訪問パーソナルトレーニングを数件行ってから大好物の餃子を食べて幸せな気分に浸っておりました。

よく高齢者だからという理由で椅子に座った状態でしか運動をさせないという施設もあると聞くのですが、これは「安全第一で転倒防止の為」という理由があると思います。

 

しかし、身体の全身の機能向上をさせるという目的がある場合は単一で行う、運動よりも立った状態である程度バランスが崩れないような条件もの元で、「少し努力すればなんとか出来る強度や難易度」の方が中・高齢者にとっては「生涯現役」という目標が達成できます。

 

椅子に座った状態で姿勢が崩れた状態で膝の曲げ伸ばしを何万回行ったところで、歩いたり、階段の上り下りをしたり、信号を早く渡るなどという能力に結びつくということは専門的な視点からですと、難しいのです。

 

そのため、椅子に座った運動が楽々出来るようになりましたら、出来る範囲で正しいやり方で行うという前提で、少しでも良いので今よりもレベルを上げた運動に挑戦してみてください。人の能力もそうですが、「現状に甘んじるより、常に挑戦し続ける方が能力向上」に繋がります。人間の体も同じです。

 

だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、1日中座りぱっなしでパソコンや事務仕事をしてから、仕事を終えて夜にフィットネスクラブへ向かい、準備運動なしでいきなり、ランニングマシンで走ったり、プールに入ったり、スタジオでダンスをしたりするのは「股関節の痛み」のリスクを生じてしまうということをお伝え致します。

 

我々の体のがよく動くところ(関節)には動きをスムーズにするために「かつえきほう(滑液包)」というものが存在しています。

 

これがあることで組織と組織の摩擦の度合いを減らしてくれているので、とてもありがたい存在なのです。

 

股関節の中で一番大きな滑液包は「ちょうちかつえきほう(腸恥滑液包)といいます。

 

「ちょうちかつえきほう(腸恥滑液包)」は階段を上る時に活躍する「ちょうようきん(腸腰筋)」という筋肉と骨盤の一部である「ちこつじょうし(恥骨上肢)」という部分の間にあります。

 

ここにあることで股関節の曲げ伸ばしをしている時に「ちょうようきん(腸腰筋)と「ちこつじょうし(恥骨上肢)」の摩擦を軽減してくれています。

 

しかし、先ほどお伝えしたようにお仕事や普段の生活で座る時間が長くなると、股関節を曲げる筋肉の「ちょうようきん(腸腰筋)」が過剰な緊張状態を起こしたり、椅子にずっと圧迫を受けていたお尻の筋肉も硬くなります。

 

この状態で急に激しい運動や股関節の大きな動きを伴う運動を繰り返しますと、筋肉と骨の間にある「ちょうちかつえきほう(腸恥滑液包)」は本来の役割である「摩擦の軽減」ができなるなり、これも股関節の痛みの原因になりますので、ぜひ「準備運動もトレーニングの一部」として捉えてみてください。

 

本日は以上です。

 

2018.06.14